リキュール向けアロマ蒸留サンプル展示

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本村アロマの事業活動を随時更新。

2024.7 .10

リキュール向けアロマ蒸留サンプル展示

当社は、来たる7月30日〜8月1日まで東京ビッグサイトで開催される「第3回 国際発酵・醸造食品産業展」へ出展します。 それに伴い、展示会用サンプルアロマの蒸留を行いました。今回蒸留したアロマサンプルは、コリアンダーとアンジェリカルートの2種類です。 コリアンダー、アンジェリカルート共にリキュールの香りづけに良く用いられます。 展示会当日は、アロマ減圧水蒸気蒸留装置(以下:本装置)を展示しますが、今回は本装置をクラフトジンやクラフト焼酎、リキュールなどオリジナルの種類の蒸留・製造が可能な装置としても展示致します。
 
アロマ減圧水蒸気蒸留装置
 
それにより、酒類の製造で良く用いられる原料のアロマサンプルを用意することに致しました。 今回用意したアロマサンプルは、コリアンダー、アンジェリカルート共に、「常圧蒸留:アロマオイル/アロマ蒸留水」、「減圧(80℃)蒸留:アロマオイル/アロマ蒸留水」です。 どちら共に、常圧蒸留と減圧蒸留の香りは大きく異なります。常圧は原料よ香りがより力強く感じられ、減圧はナイーブで丸みを感じる香りです。 酒類の香りづけでアロマを用いる場合、香りのバランスは非常に重要です。
 
クラフトジン
 
本装置はお客さまの商品イメージに基づいた原料の香りを最大限に引き出すことが出来ます。 この機会にぜひ当社ブースへお越しください。
 
■第3回 国際発酵・醸造食品産業展の情報はこちら
■アロマ蒸留試験のご依頼、お問い合わせはこちら
◎コリアンダーアロマ蒸留試験内容はこちら
◎アンジェリカルートアロマ蒸留試験内容はこちら
 
 
 

7月、第3回 国際発酵・醸造食品産業展へ出展します!

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2024.6 .28

7月、第3回 国際発酵・醸造食品産業展へ出展します!

今回で3回目の開催となる「第3回 国際発酵・醸造食品産業展」へ今回も出展します。今回で3回目の出展となりますが、前回においては非常に多くの反響をいただき、いくつかのご成約も頂きました。発酵や醸造に関する市場は、昨年と比較してもまだまだ衰える様子もなく、酒類に関しては、クラフトビールブームに続き、クラフトジンやクラフト焼酎がこれから市場を賑わせていくのでは無いでしょうか!?
そんな中、今回もアロマ減圧水蒸気蒸留装置の実機を展示致します。当社のアロマ減圧水蒸気蒸留装置は、本装置で独自の原料を蒸留させ、お客さまオリジナルのジンや焼酎、リキュールなど酒類の製造が行えます。オリジナル「アロマ」という強みを最大限に活かした、絶対的差別化を生むオンリーワンの商品開発が行えます。
ぜひこの機会に当社ブースへお越しください!
当日はコリアンダーやアンジェリカルートなど、酒類の開発で多く用いられる幾つかのアロマサンプルも常備しますので、香りのテイスティングを試してみてください。
 
アロマ減圧水蒸気蒸留装置

■イベント:第3回国際発酵・醸造食品産業展  ■日時:2024年7月30日(火)〜8月1日(木)  ■開催日時:10:00〜17:00  ■会場:東京ビックサイト 東展示棟 5・6ホール ブース「E5-1-1」(東ホール)  ■出展製品:アロマ減圧水蒸気蒸留装置/100L×2室タンク  ■公式サイト:https://hakkoexpo.jp

平戸夏香アロマ蒸留試験

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2024.6 .14

平戸夏香アロマ蒸留試験

弊社パートナーの未来アロマ(株式会社ハート未来)からの依頼で、長崎県平戸市のブランド品である「平戸夏香」のアロマ蒸留試験を行いました。原料は果皮4.7kg、常圧蒸留、蒸留時間約60分。 埠頭蒸留開始後、たちまちアロマオイルが注がれ始めました。アロマを多く保有している原料は、この様に早い段階で多くのアロマオイルが抽出されます。その後約40分間蒸留を継続し、80ccのアロマオイルが採取できました。 香りは非常にナイーブでまろやかな中に、スッキリとした清涼感のある、大変上質な香りでした。
 
アロマ蒸留試験のお問い合わせはこちら

アロマで地域ブランディング!

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2024.5 .1

アロマで地域ブランディング!

地域活性化を目的にアロマを取り入れるケースが数年前から増えてきています。その土地ならではの原料からオリジナルの香りや、間伐材や残渣を活用したSDGsへの取組みなど、様々なケースで地域ブランディングにアロマを取り入れています。 先日弊社パートナーである未来アロマ株式会社ハート未来)のアテンドにより、某県職員、村議員、村職員と十数名の方々がアロマ減圧水蒸気蒸留装置の視察に訪れました。
 
アロマ蒸留視察 
アロマやアロマ蒸留についても初めての方々ばかりなので、当日はシークヮーサー原料からの蒸留を実際にご覧いただき、その場合で様々な質疑応答を行いました。 地域活性化を行う上でアロマをどう活用し、地域ブランディングを行うのかなど、アイデアやポイントなどは未来アロマよりご説明いただき、我々は具体的な装置の機能性やパフォーマンス、可能性を中心にご説明させていただきました。皆さん興味津々に見学し、熱心にメモを取っておられました。
 
アロマ蒸留見学
 
日本全国、特に地方は地域活性化への取組の問題は尽きることがありません。アロマには様々な可能性がございます。 これまでも地域原料を生かした事業を考える企業や行政関連へ、アロマ減圧水蒸気蒸留装置を納めて参りました。 アロマを起点とした地域活性や地域ブランディングをお考えの方、未来アロマとのコラボレーションにより、ブランディングのコンサルティングから相談可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
 
シークヮーサーアロマ蒸留

ハンドクリーム開発用、温州蜜柑アロマ蒸留受託。

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2024.1 .29

ハンドクリーム開発用、温州蜜柑アロマ蒸留受託。

化粧品開発を行う某企業さまからの依頼で、ハンドクリームの開発に必要とされる、温州蜜柑のアロマオイルを常圧(100°)蒸留しました。蜜柑の果皮のみ合計45kg、本村アロマ蒸留所で3日間に渡り蒸留を行いました。蒸留所に常設のアロマ減圧水蒸気蒸留装置は30L型で、1回の蒸留で原料5kgを使用します。まずは原料となる果皮をミキサー粉砕し水と攪拌させます。それにより採油率は上がります。今回は平均的に採油率約1%、45kgの原料に対して約450mlのアロマオイルを採取ができ、まずまずの蒸留結果となりました。香りは蜜柑の甘く優しいフレッシュな香りが採れました。アロマオイルの採油率や煽りは原料により大きく異なります。今回の原料は、蜜柑の皮を手剥きしたものを未冷凍で5kgずつ真空状態にして頂けていました。冷凍よりは冷蔵保存の方がより良く、真空状態で保って頂けてたのも良かったと思います。
 
温州蜜柑残渣
 
これまでも蜜柑に限らず多くの柑橘類の蒸留試験を行っていますが、これまでの経緯から、同じ果皮でも収穫時期や保存方法でアロマオイルの採油率や香りに大きく差があります。アロマオイルは果皮に含まれていますので、果皮ごと圧搾し搾汁後の残渣や果実を包んでいる袋が残ったままの残渣などは採油率が下がり、また冷凍保存の残渣も下がる傾向にあります。果皮ごと搾汁したものは果皮ではなく、搾汁時に果汁のうわずみの食物繊維(果実パルプ)から蒸留すると、高採油率になる傾向にあります。
また、樹木の場合は細かいチップやクズの方が採油率は上がり、樹木の葉やハーブ等は乾燥の方が採油率は上がります。但しフレッシュの方が香りは良い傾向にあります。
アロマの蒸留試験や受託をご希望の方は、当社パートナー会社である株式会社ハート未来が窓口となります。当社へお問い合わせ頂いた場合でもハート未来が全体コーディネートを致しますので、株式会社ハート未来の運営する未来アロマサイトよりお問い合わせ下さい。
 
アロマ蒸留試験、受託をご希望の方はコチラからお問い合わせ下さい。
 

ユニット設置で利便性と効率性の向上。

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2023.12 .21

ユニット設置で利便性と効率性の向上。

これまで多くのお客様へアロマ減圧水蒸気蒸留装置を納めて参りました。装置を設置し運用する上で、蒸留機へ蒸気を供給するためのボイラー装置が必要になります。ボイラー装置を既に保有しているお客様は不要ですが、必要なお客様にはボイラー装置もセットで納めて参りました。
また運用する上で冷却させるために水の活用も必須です。お客様によっては井戸水や湧水などで運用をされるケースもございますが、特に水道水を活用し運用する場合、蒸留中の水はたれ流しとなるため、チラー装置をセットで納めるケースも増えて参りました。チラー装置は装置内で水を循環させ、使用する水量を削減させます。節水と水道費の削減が可能になります。
お客様の設置場所や設置状況に合わせ、「装置+ボイラー+チラー」のユニットでの設置を推奨しています。昨今ユニットでの納品設置の要望も大変多くなっています。
導入事例ページに「アロマ減圧水蒸気蒸留装置ユニット設置のついて」の情報を更新しました。装置の設置をご検討の場合は、ユニット設置含めより良い方法をお気軽にご相談ください。
 
アロマ減圧水蒸気蒸留装置ユニット設置について

【健康医学士・清家奈緒コラム】超スゴイ!レモングラス蒸留水の汎用性とは⁉︎

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健康医学士 / 清家 奈緒の 「THE NEED FOR AROMA」

健康医学士 清家奈緒

2023年12月13日

超スゴイ!レモングラス蒸留水の汎用性とは⁉︎

香りの世界に携わっている方にはおなじみのレモングラス。また、生命力が強く防虫作用もあるため、庭先に植えている方も多いのではないでしょうか?和名では檸檬茅とも言われるように、見た目は茅と同じですが、触ると甘い爽やかな香りがするのが特徴です。そのように、生の状態でもとても良い香りがするため、ハーブティーやアジアの料理(トムヤムクン)の香りづけとしても有名です。

レモングラス

本村アロマ蒸留所で過日行われたレモングラスの試験蒸留で採取された蒸留水を、今回少し分けていただきました。レモングラスは精油で使用することはスタンダードですが、蒸留水で使用する機会はあまりないのでとても興味深く使わせていただきました。減圧蒸留で採取された蒸留水の香りは、とても柔らかく生原料を思わせる若干の草の香り。レモングラス精油の香りに比べるとだいぶ優しい香りなので、レモングラス精油の香りが苦手な方にはお勧めです。(私自身、レモングラス精油の香りは若干苦手なので蒸留水の方が使いやすいと感じました。)

レモングラス

実際に使ってみて思ったことですが、レモングラスの蒸留水は汎用性が凄い!消化器系の作用、防虫作用、抗菌作用、鎮痛作用、乳酸除去作用、リラックス作用、皮脂のバランスを整える収斂作用など多くの作用があるレモングラス。精油と違い、蒸留水はそのまま使用することが出来るためボディスプレーとして使用すれば、肩こり、筋肉痛、リラックス、スキンケア、消化促進、虫よけスプレーと万能なスプレーになります。また、ルームスプレーや掃除・洗濯に使用すれば、消臭・防カビにも有効です。

レモングラス精油は虫が嫌うシトラールという成分を多く含んでいるため、虫よけスプレーを精油で作る場合によく使用されますが、この成分には皮膚刺激があるため肌が弱い方は注意が必要です。しかしながら、蒸留水であればそのまま使用しても皮膚刺激も強くないので、敏感肌の方は使いやすいのではないでしょうか?(個人差がありますので、実際に使用する場合には必ずテストをお勧めします。)

レモングラススプレー

また、レモングラスは南の国の植物なので、暑い時に役立つ作用を多く持っています。食欲がない時には食欲を出すようにしてくれますし、暑さで体力が消耗しているときには体力を強壮してくれる作用があります。これまでのアロマカウンセリングをしてきた経験から、精神的に疲れ体力も消耗しているような状態のときにレモングラスの香りを好む傾向がとても多いと感じています。副交感神経を優位にするリラックス作用もあるレモングラスなので、精神的にも体力的にも疲れてしまっている方にはぴったりなようです。特に、ストレスから胃や腸の不調を引き起こしている方は、ハーブティーや精油・蒸留水、どのような形でも良いので、是非使ってみて欲しい植物の一つです。

レモングラスの汎用性

そしてもう一つ、レモングラスの嬉しいポイントは、生命力が強く繁殖能力が高いため、原料を安定的に収穫できることから、ハーブティーや精油・蒸留水など、どれも手に取りやすい価格帯の物が多いという点です。生の葉をハーブティーとして飲用することも出来るため、庭先やベランダで育ててみるのも良いですね。寒い季節に抗菌作用も相まって、免疫力のアップも期待できると思います。これからの季節、レモングラスの力を上手く活用できると良いですね。

アロマ蒸留試験はこちらから。

減圧40℃伊予柑残渣からのアロマ蒸留。

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2023.12 .1

減圧40℃伊予柑残渣からのアロマ蒸留。

某企業からのご依頼で搾汁後の伊予柑の残渣(冷凍)からアロマ蒸留試験を行いました。これまでの実績から、柑橘の果皮は冷凍することでアロマオイルが少なかったり採取できないこともございました、更に減圧蒸留は常圧蒸留に比べ採油率は下がりますため、今回の蒸留試験はあまり期待はできずにおりましたが、残渣の原料の香りを嗅いだところ非常に強い香りだったのと、これまでの研究から、冷凍原料であっても採取をしやすくする方法などから、今回の試験はまずまずの結果となりました。採油率は0.5%程度で、香りは非常にナイーブで優しい香りが採取できました。 今回の試験を行った企業様は、常圧蒸留機は保有しておりますが減圧蒸留機は保有しておらず、今回常圧蒸留と減圧蒸留での違いの調査で試験を行なわれました。結果にも大変満足していただき、更に当社のアロマ減圧水蒸気蒸留装置の高いパフォーマンスに大変驚かれていました。全てにおいて良い結果が得られ我々も大変満足した蒸留試験となりました。
※残渣原料について 柑橘の残渣の果皮は、搾汁する際の方法や使用している機械によっても残留するアロマオイルの量は様々です。
アロマ蒸留試験依頼はコチラまで。

減圧60℃生レモングラスアロマ蒸留。

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2023.11 .29

減圧60℃生レモングラスアロマ蒸留。

某企業様からのご依頼でレモングラスのアロマ蒸留試験を行いました。今回は減圧60℃、生原料からアロマ蒸留水の採取を目的とした試験です。
レモングラスなどのハーブはアロマオイルの採取が目的の場合、乾燥原料からの蒸留の方がアロマオイルは採取できる可能性は大きいのですが、今回はアロマ蒸留水の使用が目的で、より良い香りの採取が重要なミッションだったため、減圧60℃で最も良質でナイーブな香りを引き出しました。柔らかく優しく、レモングラス本来の良い香りだけを引き出すことが出来ました。
減圧蒸留の蒸留温度は原料によって相性が様々です。これまでの実績から様々な原料のある程度の相性はございますが、同じ原料でも産地や栽培方法、季節や状態などその時々のもので異なりますため、より良い香りを目的とした試験をご希望である場合は、色々試してみることをお勧めします。
アロマ蒸留試験のご依頼はコチラまで。

 
 
 
 

アロマ減圧水蒸気蒸留装置のここがスゴイ!プレスリリースを公開。

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2023.10 .16

アロマ減圧水蒸気蒸留装置のここがスゴイ!プレスリリースを公開。

これまでもアロマ減圧水蒸気蒸留装置のポテンシャルを本サイトでも書いてきましたが、納入先の数々お客様により多種多様な活用方法などもあり、近年装置の活用の幅が広がりつつあり、また時代や市場のニーズにフィットしてるのもあり、改めてプレスリリースを更新しました。
以下プレスリリース内■内容を記します。
株式会社本村製作所は、令和4年で創業100周年を迎え、創業以来大手醸造メーカーを中心とした、ステンレスタンクや蒸留機の開発製造を行っています。大手を始め醸造業界内では、品質、技術力に定評のあるパイオニア企業です。醸造での蒸留は1滴1滴に酒税がかかるため、漏れが許されない堅牢な開発技術が必要です。また世の中で焼酎が定着したのは、減圧蒸留技術によって、臭みが無くまろやかな香りの焼酎が誕生し市場が大きく拡大しました。これら醸造で培った技術を応用し、様々な原料から良質なアロマが蒸留できるアロマ減圧水蒸気蒸留装置(以下:本装置)を開発。天然の香りや効能を必要とする業界や、柑橘やハーブ農家など、農作物の廃棄物や残渣や、林業など間伐材や木クズをアロマで再生させ、事業化を考える企業からの問合せが後を経ちません。また昨今クラフトジンが市場を賑わし始めています。本装置で独自のアロマ原料とボタニカル、アルコールを蒸留することで、オンリーワンのジン蒸留が可能です。他社との差別化が明確な、ブランド力の高い商品開発が期待できます。 SDGsやサスティナブルな社会や取組みが求められる昨今、本装置は多くの事業者や事業の未来に貢献できると自負しております。
 
プレスリリース!アロマ減圧水蒸気蒸留装置