ヒノキくずアロマ蒸留試験

ヒノキ

MOTOMURA AROMA TOPICS

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2023年3月24日

ヒノキくずアロマ蒸留試験。

今回ヒノキの鉋(カンナ)くずからのアロマ蒸留試験を行いました。ヒノキの様な樹木も産地や季節、新材や乾燥材などで、アロマオイルの採油率も香りも様々です。今回は鉋(カンナ)くずとの事もあり、建材等に使用される乾燥材が原料となります。アロマオイルは基本原料が乾燥してもアロマオイルの量が減るなどは、これまでの試験では感じたことはありません。ただ、木くずやチップと違い、今回は鉋(カンナ)くずということもあり、また原料が約2kg強と非常に少ないのもあり、アロマオイルが抽出される可能性は低いと思ってました。

ヒノキ 

アロマオイルは蒸留開始と共にガラス管へ流れ出て来るのですが、今回はそれが確認出来なかったので多少諦めムードでしたが、蒸留開始20分後辺りから徐々にアロマオイルがガラス管内に流れてきて、蒸留終了時には通常と変わらない量のアロマオイルが抽出されました。ヒノキや樹木は柑橘などに比べると、多少抽出されるまで時間はかかりますが、今回の様なケースも珍しいと思います。香りはこれまでの香りとも違い、ツーンとしたものがなく、非常にナイーブで優しい香りでした。アロマ蒸留は本当に奥が深いです。

ヒノキアロマオイル

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